Study on Gender Bias in Job Interviews with New Graduates 新卒採用面接におけるジェンダーバイアスの研究

新卒採用面接におけるジェンダーバイアスの研究

日本政府が掲げる「2020 年代の可能な限り早期に指導的地位に占める女性の割合を30%程度とする」という目標の達成のためには、役職予備軍となる女性労働者の確保は不可欠である。その出発点である新卒採用場面を丹念に分析することは、女性労働者の定着や昇任にも関係する、ジェンダー格差の構造的要因を解明するうえで重要である。

こうした問題意識から、本研究は、新卒採用の各段階の中で採否の決定に最も影響力を持つとされる面接場面に着目し、面接官と学生の性別の組み合わせが面接過程においてどのようなジェンダーバイアスを生み出しているのかを明らかにすることを目的とする。そして、本研究の成果が採用現場での実践に活かされることを目指している。

本研究では、これまでに実施した4段階の調査の結果をもとに(「調査内容」参照)、新卒採用面接におけるジェンダーバイアスの様相を分析し、面接場面で生じ得るジェンダーバイアスへの採用面接担当者の気づきを促す方策を提案する。

調査内容

  • 第1調査:新卒採用面接の現状調査(企業人事採用担当者へのインタビュー)
  • 第2調査:模擬面接調査(企業人事採用経験者と就活経験学生)
  • 第3調査:模擬面接参加者へのインタビュー調査
  • 第4調査:模擬面接結果を用いた企業人事採用担当者を対象とするワークショップ

メンバー

  • 斎藤悦子(ジェンダード・イノベーション研究所 教授)
  • 脇田彩(基幹研究院人間科学系・准教授)
  • 相川頌子(ジェンダード・イノベーション研究所・特任講師)
  • 吉原公美(ジェンダード・イノベーション研究所・URA)

関連情報