Research on Academic Journal Policies 国内学術誌におけるセックス/ジェンダー分析の評価ガイドライン導入実態調査
研究概要
研究担当者
研究内容
ジェンダード・イノベーションの提唱者であるロンダ・シービンガー博士は、研究におけるセックス/ジェンダー&ダイバーシティ分析を研究デザインに統合することが、科学の卓越性を追求し、社会的ニーズへの感度を高めるうえで重要であると述べている(LILIAN HUNT, MATHIAS WULLUM NIELSEN, AND LONDA SCHIEBINGER; 2022)。海外の生物医学系の学術誌では、研究の質を確保するために執筆者へのガイドラインで性差やジェンダーを考慮するように要求しているケースが報告されている。しかし、日本の学術誌における現状は分かっていない。そこで、国内学術誌におけるセックス/ジェンダー分析の評価ガイドライン導入実態調査を実施する。
【研究内容】
① 日本の査読付き雑誌における投稿規程において、性別や性差に関する研究成果発信への責任や配慮の有無について実態を調査する
② 日本の学術団体におけるジェンダード・イノベーション視点の現状について検討する
【研究対象】
日本学術会議協力学術研究団